シワやタルミがあると、老け顔の印象が強くなってしまったり、雰囲気が大きく変わってくるため、お悩みの方も多くいらっしゃいます。
上記写真のとおり、シワ・タルミがあるだけで、こんなに印象が変わってしまいます。
※シワ・タルミありの写真は合成写真です
このシワ・タルミを予防、改善する方法はあるのか?をこの記事にまとめてみました。
なぜシワ・タルミができるのか?シワ・タルミができる3つの原因
まずは、なぜシワ・タルミができるのか、を説明していきたいと思います。
原因を知らなければ、予防、改善はできません。
シワ・タルミができる主な原因3つを書いていきたいと思います。
シワ・タルミの一番の元凶「紫外線」
紫外線は日焼けやシミを作るだけではなく、真皮にあるコラーゲンやエラスチン(コラーゲンを支える役割を持つ繊維)などの弾力成分を減少させ、シワ・タルミを促進してしまいます。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンは、真皮でのコラーゲン・エラスチンの生成に大きく関わります。
加齢によって女性ホルモンが少なくなると、真皮の弾力成分の減少につながり、シワ・タルミが起こりやすくなります。
乾燥
肌表面が乾燥している状態を放っておくと、角質層でバリアのはたらきをしているセラミド(細胞間脂質)が減少し、真皮層のコラーゲンやエラスチンなども、どんどん減少してシワやタルミができやすくなります。
スキンケアなどでのシワ・タルミ予防ができるのか?
まず比較的簡単に見直せるのが、スキンケアです。
意外とまったくやっていない方や、クレンジングだけ、または乳液は嫌いでやっていないという方もいらっしゃるスキンケアを、この機会にしっかり行ってみてはいかがでしょうか。
どんな成分が入っていればシワ・タルミなどに効果があるの?
効果が期待できるといわれている成分は以下のものです。スキンケア化粧品の成分をチェックしながら選んでみましょう。
ビタミンC誘導体
変質しやすいビタミンCを皮膚に浸透してからビタミンCに変化させるのがビタミンC誘導体。
たるみによる毛穴の目立ちなどに速効性があるといわれています。
【注意事項】
濃度の高いビタミンCスキンケアは刺激が強い場合も多く、人によっては肌に合わない場合もあります。
レチノール
ビタミンAの一種で、肌の生まれ変わりをサポートします。また、真皮層に含まれるコラーゲンやエラスチンの生成を促すはたらきもあるため、肌のハリや弾力を高めるといわれています。
【注意事項】
レチノールは化粧品に配合されている分量の範囲内であれば、肌に刺激となる心配はそれほどありません。ただし、おだやかに角質層をピーリングする作用がある成分のため、超敏感な肌の方は一度試してから使用してみてください。
セラミド
人の細胞と細胞の間にクッションのように存在し、肌の内側を外界の刺激から守るバリア機能に深くかかわっています。
乾燥などによってセラミドが失われると、肌が肌自身を守る機能が衰えてしまうため、内側のうるおいがどんどん奪われてハリの低下につながってしまいます。そのため、乾燥による軽度のたるみには、セラミドが良いともいわれております。
オールインワンの基礎化粧品はどうなの?
オールインワン良いか悪いかで言いますと、人によるとしか言えません。
ただし、化粧水や乳液など基礎化粧品には、それぞれ役割があります。
例えば化粧水と乳液の場合、最初に化粧水を使います。
なぜ最初に化粧水を使うかというと、肌は、角質とそのすき間を埋めている細胞間脂質というものが何層も連なって構成されています。化粧水は、この角質に水分を補給することで肌をふっくら保湿し、柔らかくさせる役割があります。
肌が柔らかくなることにより、次に使う成分の浸透を促します。
そのため、化粧水を最初に使うのです。
そして乳液は、角質の間の細胞間脂質をととのえることで、水分が与えられた状態の角質を守るバリアをつくる効果があります。
ひとことで保湿といっても、化粧水と乳液で役割が違います。
スキンケアは続けることが重要
スキンケア成分選びだけでなく続けることも重要です。
どんなにたるみに効果的な成分がたっぷり含まれていたとしても、スキンケアは続けなければ、望む効果は得られません。
スキンケアを継続して使い続けるには、3日坊主にならないということだけではなく以下の点も大切です。
- 肌に合っていていること(刺激やトラブルがない)
- 使い続けてもストレスがないこと(香りや使用感が合っている)
- 価格帯が適正であること(リピートして購入できること)
肌に合う、使いやすいだけでなく、値段も使い続けるためには重要な要素です。
「高くて続けられない」という場合は、自分にあったスキンケアとはいえません。
シワの改善を求めるなら化粧水、乳液はコットンを使用しよう!
化粧水、乳液などの基礎化粧品を手でやってしまうと手にも吸収されてしまい、本来の効果を得ることができません。
ですので、コットンを使用して化粧水、乳液を使用してください。
また、安すぎるコットンは使用しないでください。安いコットンはすぐに毛羽立ったりし、不快な感じになります。そのため、コットンを使用するのを嫌がる方もいらっしゃいます。
ですがちゃんとしたコットンを使用し、正しい使用方法で行えば毛羽立つこともありません。
クレンジング選びにもご注意を!
メイクを落とすクレンジング剤のなかには、セラミドを流出させてしまうものがあるそうです。
セラミドが足りなければ、せっかく与えたうるおいも蒸発してしまうので、セラミドができるだけ失われないよう、クレンジングの方法にも注意しましょう。
特にオイルタイプのクレンジング剤は、油性の汚れをよく落とす代わりに肌への刺激も強いため、ジェルやミルクタイプを選ぶのがおすすめです。
年間を通しての紫外線ケアでシワ、タルミ予防!
シワ・タルミを引き起こす一番の原因として紫外線と原因のところで書きましたが、この紫外線ケアは夏だけではダメなんです!
日差しの強い春や夏だけ日焼け予防をし、秋や冬に全くしない方や、晴れた日にだけ日焼け予防をし、曇りや雪の日はしない方などいらっしゃると思いますが、まったく浴びないという日はありません。
また、近場に出かけるときなども油断しがちになりますが、しっかり紫外線ケア(UVケア)を行っておかなければ、紫外線のダメージは肌に蓄積してしまいます。
毎朝しっかり紫外線カット効果のあるスキンケア品を使用し、季節、天気を問わずにUVケアを行うようにしましょう。
エステでの改善方法
スキンケアだけではシワ、タルミ改善できるのか不安・・・。
もっと早く改善したい!という方はエステも一度受けてみることをお勧めいたします。
でも、エステといってもハンドもあればマシンのものもある…。
と、いうことでハンドエステとマシンエステの比較をさせて頂きます。
ハンドエステ
クレンジングからマッサージまでの全ての工程をエステティシャンの手で行うエステです。
マシンを使わずに手で行うので、痩身や美肌、アンチエイジングだけでなくリラクゼーション効果が期待できます。
しかし、痩身や美肌等の即効性に関しては弱く、ハンドエステでの即効性を求めると体内部に強く働きかけることによる痛みを感じるエステになってきてしまいます。
マシンエステ
機械を使用するマシンエステは人の手では行き届かない部分への効果が高いエステです。そのため即効性も高いです。
人の肌は何層にもなっており、肌の奥まで作用させるには、ハンドよりマシンを使った方が効果が期待できます。
マシンをあてて脂肪を燃やしたり、老廃物を流したりできるので、気になる部分を集中的にケアできます。またマシン(ポレーションなど)によるヒアルロン酸、コラーゲン等の美容成分の注入が可能なものもありますのでタルミ改善に効果が持てます。
リラクゼーション効果に関してはハンドエステの方が感じやすくなっておりますが、機械によってはリンパや老廃物を流したりするのに特化したものもあり
そういったマシンエステはリラクセーション効果も感じやすいです。
ハンドエステとマシンエステの比較
上記を読んで頂いたらわかると思いますが、どちらの方が優れているというわけではありません。自分に合った方を選ぶのが一番良い選択と言えます。
「タルミ改善もしたいけどリラクゼーション効果も得たい!」という方にはハンドエステを、「リラクゼーション効果よりも即効性重視!」という方にはマシンエステをお勧めいたします。
また、どちらのエステにも言えますが、一度、もしくは1クール通ったら終了ではありません。エステでの効果を持続していくには通い続けることをお勧めいたします。
ですが、ノルマのような感じで通うのではなく「私のための癒しの時間」として通うべきだと思います。
整形での改善
シワ・タルミを今すぐ改善したいという方の究極の選択になると思うのですが
美容整形があげられます。
いくつかシワ、タルミ改善方法がありますので、紹介していきたいと思います。
フェイスリフト(糸リフト)
皮膚を切らずに溶ける糸を使用し伸びてたるんだ皮膚の皮下層に挿入しリフトアップします。
また糸が皮膚に吸収される過程で皮下組織に刺激を与え続け、長期的にコラーゲン生成されタルミが改善され、また新細胞による肌質の向上や弾力アップもするそうです。
さらに挿入時に真皮層を刺激することで皮膚の代謝や血行を改善し、即効的なリフトアップや美肌効果も期待できるそうです。
糸リフトアップはダウンタイムの少ない施術で傷跡の心配もないといわれております。
ヒアルロン酸注入
注射器でシワの部分にヒアルロン酸を注入してシワを無くします。シワが気になる部分の真皮層にヒアルロン酸を注入します。
ただ、注入したヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されてしまうので定期的(2~3か月に一回とのこと)に入れていかないとなりません。その分費用も掛かります。
その他最先端の美容整形
上記ではよく聞く美容整形を挙げましたが他にも数多くの美容整形が存在します。
自分の細胞を採取し、培養して注入するものや採血して血小板を取り出し、注入するものもあるそうですが、それなりの費用となります。
まとめ
スキンケアのところにも書きましたが、まずはとにかく紫外線対策をしましょうをされていない方は、すぐに始めてみましょう。
スキンケア方法を見直すか、エステに通うか、美容整形にするかは、自分にどの予防、改善方法があっているかしっかり検討してみてく下さい。
ちなみに美容整形をされた方でも、それで終わりではなく、その後、維持できるようにエステに通い、スキンケアもしっかり見直される方もいらっしゃいます。
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